ダイアナ・ウィン・ジョーンズのデイルマーク王国史(『詩人(うたびと)たちの旅』『聖なる島々へ』『呪文の織り手』『時の彼方の王冠』)、読了しました。
読む順番が違ってしまって、詩人→呪文→島々→王冠、だったのですが、うーん、面白かった。
詩人と島々は若干退屈。でも、呪文と王冠はすごーく面白かった。
詩人と島々は、産業革命の起こる少し前、王国が南北に分かれていて、対立していた時代。南では伯爵の圧制の下、革命が起きようとしている。詩人は、北に属する詩人のモリルが、島々は南のミットが主人公。
呪文は古代。神(唯一の者)が、まだ身近にいた時代。洪水に乗って船で南から北へと川を遡っていく兄弟姉妹の話。
王冠は、モリルとミットが出会い(最初は反発する)、現代の少女がタイムスリップして彼らと共に、北から南へと下っていく話。
簡単にストーリーを紹介すると、こうなるのだけど、登場人物の多いこと多いこと。話も一本の糸が流れていくのではなく、何本もの糸が縦に横に織られているような感じ。
登場人物の名前にちゃんと意味があって、ああ、そういうことか、と。言葉の駆け引きみたいなものもあって、それも面白かった。
ファンタジーに関して書こうと思ったのだけれど、それはまた後日、たぶん。