一昨日のチャットで、お見舞いの差し入れでケンタッキーフライドチキンを頂いて嬉しかった、という話からケンタを食べたいという話に
発展しました(ちなみに私は焼き鳥とたこ焼きを頂いたのが嬉しかった)。
しかーも!
そのチャットに参加していた三人で、同じ日(つまり今日)にケンタを食べて、それをブログにアップしようと話が纏まったのでした〜。
Oさんは写真を載せるだろうし、Kさんはチキン肌のオマージュかギャートルズ足への憧憬を書く筈だから(嘘)、私は一語即興文を書くことにしま〜す。
三元生中継!
というわけでもないのですが、それぞれのケンタ話、楽しんでくださいませ。
Oさん、Kさんへのブログは、リンクから飛べますので〜(しかし、イニシャルにする必要があるのだろうか、と毎度毎度……)。
(注:お二人ともお忙しいので、ブログにアップするのに少し時間がかかるかもしれません)
大事なことを忘れていた。
今日食べたのは、普通のケンタとアジアンスパイシーチキンです。アジアンは最初はあまり辛くないんだけど、後からじわじわと辛さがやってきました。ライムの香りが良いです。
『ケンタウロスの悩みは続く』 お題「ケンタ」
藤原先生って、どうしてこう、いつもいつも変なことを考えつくんだよ。
今度の宿題は、「自分の名前の意味」だってさ。お父さんやお母さんが、子供の名前にどういう意味をこめてつけたのか、聞いてきて、明日の国語の時間に発表するんだ。明日は参観日だから、先生も張り切っているのはわかるんだけどさー。
夕飯を食べながら、その話をすると、お父さんたらビールを噴き出してさ、お母さんにすごい顔で睨まれていた。お母さんは僕に納豆とネギの入った小鉢を渡しながら、にこにこして言った。
「それはね、健太の生まれた日が十一月三十日だったからなのよ。いて座でしょ。いて座はケンタウロスの星座だから、そこからケンタって取ったのよ。いい名前だと思わない? ロマンチックだし、外国の人にもすぐに覚えてもらえるし」
僕はそんなもんかなあ、と思いながら、カップの中の納豆を箸でぐるぐるにかき混ぜた。ネバネバが白くなるまでかき混ぜて、それから小鉢に入れて、ネギと一緒にかき混ぜる。それからタレを入れてもっとかき混ぜるんだ。これは給食の時間に藤原先生が教えてくれた。
お父さんは、う、うんっ、と咳払いした。
「ちょっと待て。そいつはマズイんじゃないのか?」
「なによ、なにがマズイって言うのよ?」
お母さんがちょっと怒ったみたいに言う。お父さんはビールのコップを置いた。
「ケンタウロスってあまりいいヤツじゃないぞ。乱暴狼藉を働いているし、第一、あの姿は、う、うんっ、まあ、あれだ、正直に話した方がいいんじゃないのか」
「正直? 何を言い出すのよ、私はいつも正直に話してますっ! 子供の前で変なことを言わないでよっ! いい、明日は参観日なのよ、名前にこめられた願いを子供達は発表するのよ、みんなの前で、」
「あー、そうだな、あ、健太、お父さんにも納豆をとっといてくれよ」
「ちょっと、聞いてるの!?」
お母さんが喋りだしたら止まらないんだよ。でもって、お母さんは自分の話を聞いてくれないと怒りだすんだよ。まったく、お父さんはわかっているくせに、いつもこうなんだよなあ。もっと上手くやらなきゃ。
僕は納豆をごはんの上にかけた。
「ねー、本当は、どういう意味があるの、健太にさ」
「おまえがお母さんのおなかにいた時にケンタッ」
「健康で太ってる子になってほしかったからよっ!」
お母さんが叫んだので、お父さんの声がよく聞こえなかった。僕はお父さんとお母さんの顔を見比べた。
「まあ、確かに、健康な子で生まれてきてほしいと願ってはいたな。そうだな、健太のケンは健康の健だよ」
お父さんはにこにこ笑いながら言った。
そんなもんかなあ、と思ったけれど、まあ、いいか。
えーと、わかりづらいと思うので補足。
お母さんは健太君を妊娠中、ケンタッキーフライドチキンをとても食べたかったのだけれど、体重コントロールやら塩分制限やらで、滅多に食べさせてもらえなかったのでした。
その度に「おなかの子がケンタを食べたがっているのよっ!」と叫んでいたのでした。
チャンチャン♪