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Author:芳野 朔
芳野です。自作小説と手芸、日々の雑感をたま〜に綴っていきます。尚、ここに投稿された小説の著作権は全て私、芳野にあり、他の文章はその筆者に著作権があります。無断転載・盗用等を禁止します。

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カイキ、ゲッ、ショック〜

昨夜、皆既月食を見ました。
家族を迎えに行った場所の駐車場で、天体望遠鏡を覗いていた人達がいたので、「あれあれ?」と思って車外に出たら、月が赤い。
そういや、皆既月食云々と言ってたなあ、と思い、しばらく月を見てから帰宅しました。帰宅して食事を摂って、一週間のうち唯一のお楽しみTVドラマ『イケメンパラダイス』が始まったけれども、ちょくちょく外に出て月を眺めました。

地球の翳が月の右上に移動し始めると、左から、本来の月の輝きが姿を現しました。普段あまり気にしていなかったこと、月の光の眩さに感嘆しました。
地球の翳がすっかりと離れてしまうと、先程のようには眩さを感じられず、ああ、そんなものだなあ、と。



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ドライブ三昧

先週末、札幌へとお出かけしてきました。
用事があってのことだったので、観光らしい観光もできず、しかも、自分のデジカメを持参するのを忘れてしまい、家人のデジカメを借りたものの、なかなか思うように写真を撮ることができませんでした。
「熊鹿飛び出し注意」の標識だとか、白い牧草ロールだとか、美味しそうな羊だとか、撮りたかったなあ。。。

私はあまり車の運転は上手ではないのですが、途中で何度か運転は代わりました。ゴールド免許ですしねっ<(`^´)>
登坂車線(一時的に二車線となり、遅い車は左車線を、速い車は右車線(中央線寄り)を走る)でも、ちゃんと左に寄れましたしっ!
クラクションも鳴らされなかったしっ!

まあ、そんなにスピードは出せないので安全運転ではあるのですが、トンネルは苦手ですねー。
出口がすぐ見えているトンネルはいいのですが、出口がまったく見えない、しかもカーブがある、となると、手に汗を握りながらの運転となります(^^ゞ
全長1991mの穂高トンネルを走るのは二度目ですが、緊張しましたとも〜。
自分の走りやすい速度で走るものだから、トンネルを抜けるまでが長い長い(笑)

ということで、写真を〜。クリックすると大きくなります。

クラーク像

羊ヶ丘です。お馴染みのクラーク像。像の後ろに、柵があって、茶色の羊達がまったりとしてました。
羊ヶ丘展望台に行ったのは初めてだったのですけど、その広さにびっくりしました〜。


寿司そば定食


スパカツ定食


最終日、札幌からの帰途、洋食屋さんで昼食を。
明治末の創業だとか。店内の写真は撮れなかったのですが、アンティークな柱時計や、お会計のカウンターが良い雰囲気でした。お水やお茶の他に、メロンソーダーをサービスしてくれました(嬉

洋食屋さんなら、注文するのはオムライスかなあ、と思ったけれども、暑かったので〜。
私は、寿司そばセットを注文しました。全部は食べられなかった(強調!)
家人はスパカツ定食を。


チョコレートパフェ

そして、デザートにチョコレートパフェを。
見えづらいのですけど、ウエハースじゃなくて、カステラが付いています。





貴重な4枚のうち、3枚が食事の写真だなんて、だなんて、だなんてorz

『旅路の友』

 おやっさんは工事現場で働いている。朝から晩まで炎天下の道路に立ち、旗を振り頭を下げる。顔も首も真っ黒に日焼けし、風呂に入っても、躯に染み付いた排気ガスの臭いは取れない。腰が少し曲がっていたのは、頭を下げる時に上半身も傾けるからだ。目尻が下がり、顔に刻まれた皺は、困っているような謝っているような表情にさせていた。それも仕事のせいだ。
 おやっさんは辛いもの好きだ。近所の飯屋で、ビールを飲みながら焼肉定食や餃子定食を食う。料理に豆板醤やニンニクを振りかけ、汗を流しながら食う。飯はきっちり二膳。飯と味噌汁のおかわりは自由だ。「売れ残りそうだからね、無駄にしたくないから食べてってよ」と、一皿サービスされることもある。たいていは、ほうれん草のおひたしや小松菜の煮びたしで、大量にスライスされたトマトの時もあった。野菜嫌いのおやっさんの健康を考え、飯屋のおかみさんが気を利かしてくれるのだ。おやっさんは気づいているのかいないのか、しかっめ面を浮かべる。が、他人の好意を無にするのは義に反する。「ありがとさん」と右手で手刀を切ってから箸をつける。
 山手線の沿線、古い工場や家が所狭しと建っている町におやっさんは住んでいる。近くに踏み切りがあり、しょっちゅう電車が通る。電車の中、窓際に立っている人間は皆小綺麗な洋服を着てすましている。疾く走り去る電車はおやっさんには必要ない。自転車があるからだ。ハンドルは歪み、ブレーキをかければキィィと嫌な音がする。でも、これで十分だ。
 おやっさんは夜明け前に自転車に乗って仕事に行き、オレも出かける。おやっさんが旗を振っている間、オレはオレの仕事を片付ける。陽が傾き、街灯が灯る頃、おやっさんは帰ってくる。汗だくになってペダルを漕ぎ、チリンチリン、チリンチリン、とベルを四回鳴らす。オレはおやっさんが帰ってくる頃には、ちゃんと待っている。家の前で待っていてもダメだ。おやっさんがオレを呼ぶ。それに応えるようにオレが路地裏から駆けてくる。おやっさんの足元に腰を下ろし、尻尾をパタパタと振る。おやっさんはオレに笑いかけ、日焼けした手でオレの頭を撫でる。それが大事なんだ。おやっさんはオレに会えて嬉しい。オレも嬉しい。おかえりと吠える。腹が減ったと吠える。汗臭いぞと吠える。おやっさんは笑いながら「まあ、待てや。ちっと一服させてくれ」と言う。仕方ないな、早くしてくれよ、と吠える。

 おやっさんは酔っ払うと歌を歌う。未練があるだとか、ぬるい酒がいいだとか、つまらない歌だと思うのだが、おやっさんは気に入っている。何曲かご機嫌で歌う。順番はまちまちだが、最後は必ず同じ歌だ。
 きーてきいっせいしんばしを はーやわがきしゃは、はーなれたりぃ あーたごのやぁまにいーりのこる つぅきをたーびじのとーもとして
 しわがれた声は、高音部になると掠れた。口の中でもごもごと歌い続け、やがておやっさんはテーブルの上に突っ伏す。酒の入ったコップを握ったままだ。眠ってしまったのかと思っていると、顔を上げ、とろんとした目でオレを見ることもある。
「チビよう、チビ、おまえはいいなあ」
 おまえはいいなあ、と言われ、そんなものかと思う。おやっさんと暮らすようになってから食い物には困らなくなったし、雨が降っても家の中に居られるから、いいと言えばいい。十分にいい。

 おやっさんはアパートの一階に住んでいる。畳は擦り切れて色褪せ、黴くさく、日当たりの悪い部屋だ。そこにシンジが転がりこんできたのは、夏の初め頃だった。シンジは髪を金茶色に染め、痩せた、顔色の悪い若者だった。眉は細く、目付きが悪い。シンジは「あんたの息子なんだから、育てるのはあんたの義務だ」と言った。あまりにもうさんくさく、生意気な態度にオレは怒った。噛み付いてやろうと唸ったんだが、おやっさんに止められた。おやっさんは小さな目を瞬かせ、「わかった」とだけ言った。その日から、おやっさん、オレ、シンジの三人で暮らすようになった。
 シンジは夜遅くにならないと帰ってこない。たまに家にいても、昼過ぎまで寝ていた。シンジはおやっさんに金をせびり、それでも足りなくなると、押入れに隠してある缶から盗んだ。おやっさんは給料が入るとこの缶に入れていた。雨が降ったり仕事にありつけない日もある。だから、缶の金は大事だ。
 金が減っていることに気づいた時、おやっさんは知らない振りをした。財布の中から硬貨や皺だらけの札を抜き取り、缶の中に入れた。オレがじっと見ていると、おやっさんは「いいんだよ、チビ」と言って口の端を上げた。
 いいのか? 本当にいいのか?
「いいんだ、これでいいんだ」
 おやっさんは小さく笑った。

 おやっさんは飯屋に行かなくなった。値引きシールの貼られた惣菜を買ってきたり、飯だけを炊いて醤油をかけて食べるようになった。シンジは相変わらず好き放題にし、自分一人だけ、揚げたての肉を食べていた。
 ある日、郵便物が届いた。幾つもの封筒を見、おやっさんの顔色が変わった。ブルブルと震えながら封を切る。テーブルの上に薄い紙が散らばった。おやっさんの額に汗が浮かんでいた。
 夜中にシンジが帰ってきた。部屋に入るないなや、「どういうことだ」とおやっさんがシンジに詰め寄った。シンジは封筒をちらと見ると、フンと鼻で笑った。
「見りゃわかるだろ、クレジット会社やサラ金からの請求書だよ。払っといてくれよ」
「おまえは、自分のしてることがわかってんのか、働きもせず、毎日遊んでいて」
 おやっさんはシンジの胸倉を掴んだ。シンジは背が高い。おやっさんは爪先立ちで立ち、それでもシンジの肩に頭の天辺が届くくらいだ。右の拳を振り上げ殴ろうとしたが、シンジの片手に遮られた。シンジの目が吊り上がった。
「てめぇに俺のことが言えっかよ。博打に手ぇ出して、俺らの生活、メチャクチャにしやがって。お袋が倒れた時、てめぇは何してたんだよ。お袋があんな死に方したのも、てめぇのせいだってのが、わかんねえのかよ」
 シンジはおやっさんの手を振り払った。おやっさんは何も言わず、そのまま崩れるように畳に座り込んだ。
「てめぇみたいなクソ野郎、親父でもなんでもねぇよ、いてっ」
 オレはシンジの脚に噛みついた。シンジは「バカ犬、放せよ、放せったらっ」と叫びながら脚を振り回し、その拍子にオレは部屋の隅に転がった。
 シンジはドアを乱暴に開け、部屋を出ていった。おやっさんは正座して、うなだれている。両手は膝の上に置かれていた。左手の甲に傷があって血が滲んでいた。シンジがやったに違いない。オレは傷を舐めた。丁寧に舐めた。おやっさんのズボンに丸い染みができた。ポツリポツリと染みが増えていく。おやっさんは肩を震わせ泣いていた。
 気にすんなよ。シンジがいなくてもオレがいる。オレがいれば十分だろ。
 オレはおやっさんに言った。
 でも、おやっさんは返事をしてくれなかった。

   −了−

〜「クレジット、トマト、山手線」 
〜「炎天下、辛い、博打」「動物目線で描く」

 なんとか纏めました。長いけど。。。。
 普段、自分が書かないような人物を描いてみました。おやっさんの住んでいるアパートは「コーポ藤原」です。おやっさんとシンジの話は結に至っていません。他の住民の話も書いてみたくなっています。
 というわけで、いつか、長く書けるかも書けないかも。

『旅路の友』

 親父さんは工事現場で働いていた。朝から晩まで炎天下の道路に立ち、旗を振り頭を下げる。顔も首も真っ黒に日焼けし、風呂に入っても躯に染み付いた排気ガスの臭いは取れなかった。腰が少し曲がっていたのは、頭を下げる時に上半身も傾けるからだ。目尻が下がり、顔に刻まれた皺は、困っているような謝っているような表情にさせていた。それも仕事のせいだ。
 辛いものが好きだった。行きつけの飯屋で、ビールを飲みながら焼肉定食や餃子定食を食う。料理に豆板醤やニンニクを振りかけ、汗を流しながら食った。
 親父さんとオレは、アパートの一階、畳はぶよぶよと波打ち、黴くさく、日当たりの悪い部屋に住んでいた。山手線の沿線にあって、アパートから少し歩けば踏み切りがある。電車の中、窓際に立っている人間達は皆綺麗な洋服を着てすましている。疾く走り去る電車は親父さんにもオレにも必要ない。親父さんには自転車、オレには四本の脚があるからだ。自転車のハンドルは歪み、ブレーキをかければキィィと嫌な音がする。オレの一本の脚は曲がっている。でも、それで十分だ。
 親父さんは夜明け前に自転車に乗って仕事に行き、オレも出かける。仕事から帰ってくる時は、ペダルを漕ぎながら、チリンチリン、チリンチリン、とベルを四回鳴らす。オレが路地から出てこないと、出てくるまで何回も鳴らす。近所のおばさんに「うるさいよっ」と怒鳴られたことがあった。だから、オレは親父さんが帰ってくる頃に、ちゃんと待っていることにしていた。オレを見つけると、親父さんはすごく嬉しそうな顔をする。オレも嬉しくなって、おかえりと言った。
 親父さんは酔っ払うと、必ず同じ歌を歌う。何曲かご機嫌で歌い、最後は電車の歌を呟くように歌って眠ってしまう。
 きぃてきいっせいしんばしを はやわがきぃしゃは、はなれたりぃ あたごのやぁまを
 しわがれた声は、高音部になると掠れた。口の中でもごもごと歌い続け、やがて親父さんはテーブルの上に突っ伏す。酒の入ったコップを握ったままだ。眠ってしまったのかと思っていると、顔を上げ、とろんとした目でオレを見たことがあった。
「チビよう、チビ、おまえはいいなあ」
 おまえはいいなあと言われ、そうなのかと思った。親父さんと暮らすようになってから食い物には困らなくなったし、雨が降っても家の中に居るから、いいと言えばいい。十分にいい。
 息子のシンジだと名乗る若者が転がりこんできたのは、親父さんが死ぬ半年前だった。シンジは金茶色の髪をし、痩せて、目つきが悪かった。
「あんたの息子なんだから、育てるのはあんたの義務だ」と言った。あまりにもうさんくさく、生意気なので、オレは噛み付いてやろうと唸ったんだが、親父さんに止められた。親父さんは小さな目を瞬かせ、「わかった」とだけ言った。その日から、オレ達三人で暮らすようになった。
 シンジはちっとも働かなかった。夜遅くまで遊び歩き、帰ってこない日もあった。たまに家にいても、昼過ぎまで寝ていた。シンジは親父さんから金を貰い、それでも足りなくなると、親父さんが金を入れている缶から盗んだ。金が減っていることに気づいても、親父さんは知らない振りをした。財布の中から札を抜き取り、缶の中に入れる。オレがじっと見ていると、親父さんは「いいんだよ、チビ、いいんだ」と言って、口の端を上げた。
 いいのか? 本当にいいのか?
 訊いたが、親父さんは笑っていただけだった。


〜「クレジット、トマト、山手線」「炎天下、辛い、博打」
 「動物目線で描く」

動物目線で描いてみようと書き始めたんだけど、どうにもこうにも。
単に語り手が何でも知っている犬だというだけで、はああ〜。
クレジットや博打の使い方は頭にあるんだけど、そこまで辿り着かずにギブアップ。

親父さんの歌は、鉄道唱歌。

汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり 愛宕の山に入りのこる 月を旅路の友として

『北の宿』だとか『舟歌』にすれば良かったかなあ、とも思ったんだけど、「旅路の友として」を使いたかったのよ。

まだまだだなあ。
今日も暑かった。

『ミスティ』

 港近くのホテルの最上階、ほの暗い店内には数人の客しかいない。女性歌手の気だるい歌声が流れている。あの時と同じように、窓側のテーブルに向かい合って私達は座った。小さな丸テーブルにはダークブラウンのテーブルクロスがかけられ、中央に置かれたランプの炎がオレンジの光を灯す。
 扉が開き客が入ってきた。見るとはなしに視線を向け、すぐに後悔した。三人の男性を従え、華やかに現れたのは夫の幼なじみだった。視線が絡みあう。彼女は艶やかな笑みを浮かべた。自分達の席に落ち着くやいなや、こちらに歩み寄ってきた。躯にフィットしたワンピース。歩くたびに裾がゆるやかに波打つ。襟元は大きくくられ、白い肌に細かなパールが煌く。挨拶を済ませると、当然のように夫の隣に腰をおろした。テーブルに肘をつき、とりとめもないない話をする。夫が何か冗談でも言ったのだろうか、笑いころげ、しなやかで細い指が夫の肩に触れた。親密な空気が重い。
 夫の隣に座らないで。
 喉まで出かかった言葉を私はジンジャーミストで流し込む。冷たさに感覚が麻痺した。
 俯き、地味で面白みのない自分の服に視線を落とした。夫の浮気は今に始まったことではない。おそらく、彼女も。喧嘩の回数も、夫を取り巻く女の数も、数えるのにも疲れてしまった。
 私は立ち上がり他人となる。


  −了−


〜「幼なじみ、浮気、回数」「女性の一人称」

ユリの花の描写練習をしたくて書いた。主人公のテーブルの中央にユリが一輪、置かれてある状況だったんだけれども。飲食物を出すテーブルに、香りの強い花を置くとは、どうしても考えられず、削ってしまった。
最初から、違うものにして、ちゃんとユリを描けば良かった。
作品は面白くない出来です。。。。

港まつり 露店篇

お祭りと言えば、露店を忘れちゃいけません。
お祭りに行っていた頃は、昔ながらの綿菓子や金魚すくい、クジなどのお店もあるかたわら、クジの景品や食べ物屋さんが毎年様変わりしていました。
久しぶりにお祭り会場に入ってみると、未知のものがありましたねー。
生きている金魚すくいもありましたが、おもちゃの魚をすくうお店も。スーパーボールすくいや型抜きは子供達に人気がありました。

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ここは、比較的人込みが少なかった場所です。お年寄りも若い子達も子供達も、思い思いの食べ物や飲み物を持って、ぶらついてました。
紙コップに、細長い棒を何本も入れて食べている人達がいました。「スパ棒」とのこと。スパゲッティの乾麺を揚げたのでしょうね、お好みのスパイス(バーベキュー味とか)につけてくれるようです。結構、人気の食品でした。
クレープ屋さんも繁盛してました。


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ビニール製の人形は人気があるのでしょうか。綿菓子の袋もそうですが、年毎にキャラクターのデザインは変わっていますね。
数年前に、とぐろう○ちのカラフルなビニール製のグッズが流行ったことがあって、それを頭に載っけて歩いていた子達がいました。あれは、その後、どうなったのかなあ(^^ゞ


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大阪焼きです。1個、250円。
お好み焼きの具を、大判焼きにしたのですね。マヨネーズもカツオブシも入れてくれました。
なんとなく、大阪には売ってないような気がしたんだけど(邪道!と言われそう〜)、どうなんでしょう?


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フルーツ飴。1本、150円。海を背景に。
家族が大好きで、お土産として2本買ったのですけど、1本は芳野が食べてしまいました(笑)。美味しかった〜。
昔は、でーんと大きなりんご飴でしたけど(そのお店もありました)、今はこちらのフルーツ飴の方が人気があるようです。
葡萄(巨峰だと思う)や苺の一粒、マンゴー(ドライマンゴーかな?)、パイナップルをカットしたものを、熱々の煮溶かした砂糖水(べっこう飴の汁)につけて、冷ますだけなんですけどねー。
葡萄と苺は150円。マンゴーは100円でした。
口の中に入れ、べっこう飴をシャリシャリと歯で砕きながら、甘さを味わい、最後に柔らかな苺を味わいます。一粒で二度美味しい!、のです。
苺が一番売れていたようです。葡萄も食べたかったのだけれども、皮ごとの葡萄だったので躊躇ってしまった。味わってみれば良かった〜。

座る場所はどこも満席で、海に面しているコンクリートの階段の上に座って食べました。

ツブを食べたかった。
とてもとてもツブが食べたかった。
イカやツブ、焼きソバなどを焼いているお店があったんですよ。
ツブは400円、500円、600円と、大きさによって値段が違います。「400円のツブでいいから食べたい」とかなり強力に家人に言ったのですが、高いからと却下されてしまった。。。。。



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お化け屋敷とオートバイサーカス。
お化け屋敷は人気がありました。中に入っている子供達の「キャー」という恐怖におののいている声が漏れ聞こえてきました(笑)。
そう言えば、子供の頃、お化け屋敷に入ったことがあります。そんなに怖くはなかったのだけれども、出口近くに座っていたおばあさん(生きている)が一番怖かった。おばあさんは、別に人を脅かすためにそこにいたんじゃなかったみたいだけど。


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お祭り会場から抜けました。
前日の、大漁パレードで使われた船ですね。
その奥にあるのは、船の形をした遊具。子供達は元気に遊び、大人達は芝生に寝そべったり、ベンチに座ったりして、のんびりと(疲れてぐったりと?)してました。


岸壁の上を歩きながら「ツブを食べたかった」「ツブを食べたかった」と呪文のように呟いていた芳野に閉口したのか、家人が「岸壁炉ばたで食べていくか」と言いました。
複合商業施設があるのですけど、そこの中に入っている魚屋さん達が、夏になると、こうして岸壁にテントを張り、炭で焼けるようにしてくれます。お好みの魚や焼き鳥などを買って、自分達で焼いて食べるのです。夜は結構混んでいるみたいです。寒い日もありますが。。。

いよいよツブです(歓喜 !






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。。。。。違います。。。。。。
こんなにちっちゃなツブではありません、食べたかったのは。
しかも緑色だし。
灯台ツブだそうで、これしか売ってませんでした。。。。。
でも、買って食べたけどっ。
白いのは「いももち」。「イモだんご」とも言います。ジャガイモを茹でて、つぶしたものを片栗粉で混ぜて成形し、焼いて砂糖醤油でいただきます。カボチャも美味しいです。イモの中にチーズを入れても美味しいそうですが、これはまだ試していません。
そんなにおなかがすいていなかったので、あまり買いませんでしたが、全部で1100円でした。


ということで、芳野のお祭りは終わりました。
写真を撮るのは楽しいですね。
秋になったら、少し市内をめぐってみますね〜。

港まつり

8月3日(金)から5日(日)にかけて、地元で港まつりがありました。今年は第60回目だそうで、歴史のある、そして、地元では一番大きなお祭りです。
芳野はここ数年、お祭りに行くこともなく、お祭りに遊びに行く家族のアッシーであったのですが、一念発起して(^^ゞ、出かけました!
4日には大漁パレード(船の御輿がメインストリートを練り歩く)があったのですが、あいにくの雨で、外出はしませんでした。地元に在住して数十年経つというのに、大漁パレードを見たことがないので、来年こそは見に行くつもり。。。。
5日は曇天でした。いろいろと用事があって、出かけたのは午後2時過ぎ。この日は、市内を流れる川でヨットレースやボートレースがあったのですが、会場にたどりついた時には終わってました。残念〜。
(クリックすると、写真が少しだけ大きくなります)

ここで、地元の紹介を少しだけ。
漁港のある街なので、昔から漁業は盛んでした。200海里以降、少し衰退しましたが、地元で新鮮な魚介類をいただくことはできます。
市内を川が流れていまして、メインストリートの近くで海に流れていきます。写真で紹介している河岸にも船は着きますが、本格的(?)な漁港は、ここから少し離れた所にあります。写真では撮ることのできない位置ですね。
川が流れていますので橋も多く、そして、住宅街は山の方にあるので、坂の多い街です。

さて、河岸には駐車場があります。空いているかなあ、と思ったのですが、満車状態でした。仕方がないので、高台にある市の学習センターにある無料駐車場に停めました。
ここからは出世坂を下っていけば、すぐに川、橋、お祭り会場へと行けるのですが。。。。。帰りが大変そうです。実際大変でした。。。。。

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高台からメインストリートを見下ろしたところです。
テレビのニュースに使われていますよね。見覚えがあるでしょうか?


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出世坂です。
私が高校生の頃は、母校がこの近くにあったので(とても古い校舎だった)、土曜の午後は友人達とこの坂を下って遊びに行きました。
その頃は、こんなに整備された坂ではなかったですねー。
緑陰が心地よいです。


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橋にたどりつきました。
渡し舟ですよ〜。普段はありません(^^ゞ


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橋から川の上流の方を見ました。


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橋の下に地下道が二箇所あって、そこを通って橋の反対側(海側)に出ます。歩道橋の地下版と思ってください。
向こう側に、水平線と灯台が見えるでしょうか。


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渡し舟も橋の下を潜ってきました。


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メインストリートでは音楽パレードが始まったところです。
幼稚園の子供達から始まって、小学生、中学生、高校生と続きます。駅前からメインストリートをパレードし、ここが終点。
写真の右手手前に市長さんともう一人(どなたかはわからない(^^ゞ)が壇上に立っています(写真には映ってません)。
市長さん達や市民ギャラリーの前で、子供達は一曲演奏して、解散します。その間、ずっと市長さん達は直立不動です。
芳野は30分くらい見てただけです(まだ、小学生のパレードが来たくらいでした)。


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幼稚園の子供達の演奏も可愛らしかったのですが、こちらは小学生。マーチングです。実演は初めて見ました。
中南米の曲(何かはわからない(^^ゞ よく聴く曲です)を演奏しながら、爪先立ちで歩いて移動します。たくさん練習したのでしょうねー。


さて!
お待ちかねの屋台会場に移動です!
続きは後日っ!!

『ひそやかな夜に』

「ゼンテキすることになったの」
 葉月が何を言っているのか、わからなかった。
 今朝、葉月から電話があって、ランチを食べようと誘われた。午前中の営業会議が長引き、その後も顧客を訪問したりして、私は仕事を抜け出すことができなかった。結局、待ち合わせは夕方になってしまった。
「早期発見だったら温存することもできたんだけど、ちょっと進んでいてね。無理みたい。フミに勧められた時に保険に入っておけば良かった、なあんてね。さ、熱いうちに食べよ」
 葉月はテーブルの上にあるマルゲリータのピッツアに鋏を入れた。ステレンスの刃がゆっくりと動き、薄い生地が切られていく。私はようやく「ゼンテキ」が「全摘」であることに気がついた。
「うーん、美味しいなあ。フミも早く食べたら?」
 葉月はフォークの先についたチーズを舐めた。満足そうな顔をして、悩みごとも不安の欠片も感じられない。さっきの言葉は私の聞き間違いなのかもしれない。私はアイスティーのグラスにストローを差し込んだ。氷がぱりんと音を立てる。
 高台に建っているティールームは私達のお気に入りの場所だ。こくのあるソフトクリームや甘味を抑えたお汁粉、鋏で切り分けて食べる薄焼きのピッツアなど、ここでしか食べられない。眺望も良く、湖を見下ろすことができ、ジャージ姿の高校生達が散策路をランニングしていた。
 葉月は視線を窓の外に向けた。
「懐かしいねー。私達も、あんな風に毎日走らされたよね。真っ黒に日焼けしてさ。日焼け止めクリームをつけても、すぐに汗で流れちゃったよね」
「葉月、さっきの話だけど……」
「乳ぶさおさへ 神祕のとばり そとけりぬ。覚えてる?」
 葉月が振り向いて問いかけた。私の言葉は霧散する。
「ええっと、確か、初夜の歌じゃなかったけ? 与謝野晶子、『みだれ髪』でしょ。覚えてるわよ。葉月ったら、教育実習生に事細かに質問して、彼、すごく可哀想だった」
 頬が紅潮するのを感じた。葉月は頭を傾げ、覗きこむようにして、私の顔を見つめた。笑いを含んだ表情で、瞳が悪戯っぽく輝いている。
「男かわゆしの歌よりも、よっぽどいいでしょ。ここなる花の 紅ぞ濃き。うーん、エロティック」
「まったく、昔から好き放題やっていたけど、あの時の実習生と結婚するって聞いた時には本当にびっくりしちゃった。だって、彼、すごく堅物っぽくて葉月とはどう考えても」
 私は慌ててアイスティーを飲んだ。
「なによう、その言い方。ま、確かに堅物ではあるけどさ、なかなかいいヤツだよ、あいつは」
 葉月が軽く睨みながら言う。ウェイトレスがやって来て、隣のテーブルの皿やコーヒーカップを片付け始めた。葉月は片頬杖をついて、再び窓の外に視線を投じた。沈黙が続く。
「病院から帰ってきた夜にね、あいつにね、触ってもらった。掌の感触をね、ずっと覚えていたくて、失くなっても、ずっと、覚えていてもらい、たくて」
 掠れた声が途切れる。私は俯いたままグラスの中の氷が溶けていくのを見ていた。

    ―了―

〜「早期発見、みだれ髪、チェーン」「どこかに食べるシーンを」

鍛練場投稿作には「チェーン」を入れたのだが、一晩明けて読んでみても、やはり浮いているので、カット。

与謝野晶子と言えば、「君死にたまふことなかれ」や
「やは肌の あつき血汐に ふれも見で さびしからずや 道を説く君」
くらいしか知らなかった。お題にある『みだれ髪』を検索して、幾つかのサイトを巡り、歌を読んだ。あれこれ考えて、この歌を作中に使った。

乳ぶさおさへ 神祕のとばり そとけりぬ ここなる花の 紅ぞ濃き

ちなみに「男かわゆし」は
下京や 紅屋が 門をくぐりたる 男かわゆし 春の夜の月

この内容であれば、中城ふみ子の歌集から引用した方がわかりやすいのかもしれないけれども、それではあまりにも直截的だ。
畏れや期待や喜びをもって触れられ、触れた乳房が、記憶に留めるために触れられ、触れた。そんな違いを出せたら良かったのだけれど、この形(葉月が友人のフミに語る)では上手く表現できてないですね。
「乳房おさへ」たのは、誰だろう。
歌の中の主人公が厳粛な時に踏み出していく、そのおののきのようにも思えるし、相手(恋人)の行為の一つにも思える。
いずれにしても、この歌のように、夜が馥郁と香ってくるようなものを書けたらいいな。


余談だけれども、主人公の名前は文月です。

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